DUGOUT ACCIDENT

10周年ライブに向けての前哨戦。(本人たちはそう銘打って出してないと言ってるけども個人的に)完全生産限定盤*1買いました。再三言ってるけど音楽性に関しての感想はほぼないに等しいよ。すみません。そういうちゃんとしたのは多分他の人がたくさんやってくれてると思うのでそちらを参照していただければと….。以下感想。

 

1.アンドロメダ

最初から壮大。壮大という言葉以外見つからない。まさかのフルオーケストラ。こんな…え? ユニゾンなんでもやるなあって思った。うるっときた。1回目聴いた時は感想を考えることもできないくらい聴き入ってしまった。ライブ版の弾き語りも素敵。

 

2.フルカラープログラム

リテイク。オリジナルの方よりも音が重厚になったのは多分ミックスのおかげなのもあるかと。てかやっぱ歌上手くなったよねえ。オリジナルの時みたいな若さ特有というかガシガシ感はなくなったけど7年経った今も色褪せないいい曲。TKOも言ってたけどユニゾンといえばこの曲。して私がユニゾンに惚れた一曲。完全無欠のロックンロールを。

 

3.徹頭徹尾夜な夜なドライブ

初収録。ライブ限定曲がとうとう満を持して(?)音源化。前までイントロとアウトロが他のライブ音源にちょろっとはいってるくらいだったからねww待ってた人は多かったと思う〜。私もCTISツアーで初めて聴いたけどすごい嬉しかったよう。シンセがいい味出してる。なんていうか全体的にいい意味で今っぽくない。AメロBメロのどこか古い感じがいいよね。サビの君の名前を思い出せないのところが好き。ボンゴポコポコ。

 

4.ガリレオのショーケース

リテイク。Live音源のイメージが強すぎてなんか物足りない感がちょっとあった。でもこれもライブっぽいっちゃぽい。多分そういうライブ感を意識したのでは。

 

5.23:25

JET.CO収録。リミックス。相変わらずこのタイトルの謎は解けない。誰か解説してください…インスタントEGOISTでヒントは出てるらしいのですが…うーん。インスタントでは2325の順でその数分リフ鳴らしてるけど。え、もしかしてそれ?じゃないよね??www

 

6.夕凪、アンサンブル

初収録。インディーズ時代のもの。割と長い。柔らかい斎藤の声がよく映えるスローテンポな曲。自分の中ではゆるやかなテンポの曲って苦手なんだけど、でも聴ける。ユニゾン初期の曲のスローテンポな曲ってなんか今とは違う独特の雰囲気があるよね。アウトロのギターとリズム隊の掛け合いもいい。

 

7.kid, I like quaertet

Populus Populus収録。夜桜四重奏のタイアップ。リミックス。割とこれライブ定番曲だったりするのか。桜のあととこれならこっちの方が疾走感あって好きだな。

 

8.誰かが忘れているかもしれない僕らに大事な001のこと

流星のスコールのカップリング。リミックス。田淵はこれをシングルカットしたいくらいお気に入りらしいのだが私はさよならサマータイムマシン派である。001の屈辱。なぜカップリングの曲名からツアータイトルをとったんだ?って思ってたけどこういうことだったのね。なるほど。

 

9.天国と地獄

Catcher In The Spy収録。ライブでこの曲に入る前のセッション聴いてたらなんか中華っぽい音だったんですけど。そういうコードだったのかな。これ初めて聴いた時どうしたユニゾンって思った。これ書いた後にTwitterで見たんだけど田淵が去年の元日に言及していたフレーズの3つのうちの1つ*2だったのね。なるほど。

 

10.未完成デイジー

Populus Populus収録。リミックス。イントロからもう変わってた。笑 これ買って久しぶりに聴いた気がする。イントロでこんなシャーンな音鳴ってたっけ…?笑 リミックスしてしっかりとしたつくりになったと思います。しっかりとしたつくりってなんだろう? 呼吸のような幸福を誓うよっていう歌詞をよく思いついたなっていつも思う。ひと通りアルバム聴いて流星前夜かCIDER ROADがいいなって思ってたけど最近は1周回ってPopulus Populusが一番いいんじゃないかって思ってる。

 

11.シャンデリアワルツ

CIDER ROAD収録。これいい曲なのに最初はあんまりな反応だったらしい。めっちゃいいと思うけどなあこれ。これはCIDER ROADを一から通して聴いてみるほうがいいかもしれない。これがCIDER ROADの最後の曲だから終わりのイメージが強すぎて「ああ、終わってしまうのか…」みたいな気持ちになってしまう。まだこの後5曲あるのに。笑 わからず屋には見えない魔法をかけたよ、ワルツで。

 

12.場違いハミングバード

Populus Populus収録。リミックス。私の友達からも評価高めな一曲。YouTubeで公式が上げてるライブ映像も見るべき。斎藤の舌打ち…ほう…。

 

13.箱庭ロック・ショー

リテイク。新世界ノート、UNISON SQUARE GARDEN収録。やっぱりこれを出した当時の音源より音の厚みも大分変わったと思います。サビ前の入りがちょっと変わってて、サビのコーラスがちょっと抑え気味になってた。コーラスもうちょっと出してても良かったなーと私は思った。スクエアガーデンロック・ショー。なんか物足りない響きだなあ。

 

14.クローバー

リミックス。UNISON SQUARE GARDEN収録。こんなテンポ早かったけ…?笑 これは前の方が好きだなあ。隠れ気味だった名曲。

 

15.プログラムcontinued

新曲。フルカラープログラムの続編。とよんでいいのか。イントロにフルカラーの最後の方が入ってるしそうだよね、うん。涙腺ぶっ壊された曲。ところどころにフルカラーの要素が散りばめられてるよ。曲の出だしのドラムの一部がフルカラーと同じ。今まで聴いて泣いたバンドの曲なんてBUMPの才悩人応援歌くらいだぞ。沢山の人が首をかしげてきたけどって歌詞にぐっと来ました。ユニゾンが生まれてから4000日くらいかあ。どうでもいいけど割ることの365してみたら10.9年でした。まだまだユニゾンは続く。何気ない歌で何気ない記念日をお祝いする。

 

16.さわれない歌

リニアブルーを聴きながらのカップリング。ユニゾンは私の味方にはなってくれない、でも彼らがそう思ってなくても私を救ってくれるのです。つかず離れずな関係がいいんだね。3人ともひねくれてるなあ。笑 でも彼らを大好きなことには変わりない。

 

収録曲見た感じだとなんか割と偏ってる気がするなー。ポプラまでの曲が中心だ。新し目のだと3曲くらいじゃないのかな。それは10年間のベスト・アルバムなのだから当然なのだけども、JET.COの曲が1つだけってのもすごいよね。やっぱり過去のこと*3もあるからかねえ。タイトルの通りにカップリングとかライブでしかやってこなかった曲とか泣く泣く表としてだせなかったものとか、そういう表題曲になれなかった曲を出すためのアルバムだからね。彼らも言ってるとおりにライブで大事にしてきた曲を、という形がこれということで。

入れて欲しかった曲もたっくさんあったけどこれはこれでいいかな。ユニゾンって何聴いたらいいんだよ!って人にユニゾンはこういうバンドです、ってこれ渡せばどうにかなると思う。そこから色んな曲を知ってもらえればいいよね。そして「え!?これシングル(の表題曲)じゃないの!?」って言ってもらいたいよね。特にガリレオはさ。

最後の2曲でユニゾンのあり方を提示しているけどあくまでも彼らは自分たちが楽しいことをしているだけであって、そこにたくさんの人が興味を持って、彼らを好きになっていったんだけど、どれだけファンが増えても自分たちが楽しいことだからバンドをやるっていうのとファンとの一定の距離感は保つというスタンスを変えることはない。何度出会ってもはじめましてなんだよね。とっても満足な一枚でした。次の20周年記念は何が入るんだろうかと今からわくわくしてる!笑

 

DVD1枚目:Cathcher In The Spyツアー追加公演@新木場STUDIO COAST+シュガーソングとビターステップMV

これの一つ前の中野公演を観に行ったんだけどやっぱり追加公演見に行けばよかったなあと今更後悔。次からオーラスと追加はちゃんと行こうと思う。映像化したライブに一回もいったことないよ…つら…ライブDVDって誰が一番楽しめるかっていったら映像化された公演に行った人だと私は思うんですよ。ツアーだからどこの公演見てもDVDとあんまり大差ないんだけど、笑 でも鮮明にその時の記憶を思い出すじゃん。それすごい楽しいしすごいいい気分になれそう。 そしてステージに立つ斎藤ってどうしてあんなにかっこいいんだろう…ステージに立つ人間って総じてかっこいいんだけど、斎藤は本当にかっこいい。世界で一番かっこいい。あ、私的にはの話です。照 そしてどうしてライブでの田淵ってあんなにいい笑顔なんだろう…めっちゃ良い笑顔してる…めっちゃ目がキラキラしてる…田淵って前髪に隠れがちだけどすんごい目が綺麗だよね。いつも思う。

シュガビタのMVはユニゾンあああってなるためのMVである。女優さんマジかわいい。でもユニゾンもかわいい。ごめんなさいのお辞儀のシーンでシュガビタ1枚分ペイ。

 

DVD2枚目:オペレーションHATACHI@下北沢Club Que+オリオンをなぞる / 流星のスコール / さよならサマータイムマシン / 天国と地獄MV

 なんでこれ行けなかったんだろう…と最初から最後までずっと考えてた。最近のツアーでもほとんどやらない曲ばっかりやっててずるい〜。アンドロメダは音源版もいいけど斎藤のほぼアカペラでも映えるいい曲だ。最前マジで近くてほんとに羨ましい限り…また15周年の時にやってね…次こそ当てる…MCもノーカットだ…!その当時の思い出をちょこっと教えてくれたりとかね。斎藤のMCは語り口が優しくていいわー。いい人感がにじみ出てる。スノウリバースやったのはほんとに羨ましいなあ…。チャイルドフット・スーパーノヴァで笛吹いてるの斎藤だったのか…ピッピッピーピッピッピピー。アンコールでTKOビール飲んでてワロタwwwwwwwwww田淵の口悪いエピソードもわらったwwwwwww最後の曲の前の「またね!」っていうのが好き。

オリオンのMVちゃんと見るの実は初めてだったりする。斎藤若い。

 

ブックレットも読み応え十分。ユニゾンが生まれる少し前からの話はインタビューでもちょこちょこ出てるけど10周年という節目を迎えて改めて3人で振り返って、そしてこれからの話も。20年後も武道館、行きましょう!嫌かもしれないけど、笑 たくさん悩んで葛藤してメンバーや大人の人とぶつかって、一時は解散するんじゃないかみたいな時期もあったみたいだけどこうやって10年やってこれて、大きな舞台に田淵の言葉を借りれば物好きがたくさん来てくれるくらいになったわけですよ。それこそ、バックスタンドまでぜーんぶチケットが完売してしまうくらい。本当に解散しなくてよかったねえええええええええ。楽曲解説も2人が長く語ってくれてる中TKOはサラリと一言っていうのがじわじわくる。なんか、ほんといいよねこの三人。

 

来る24日の楽しい遠足、楽しみにしています。

*1:CD、ライブ映像+MVのDVD2枚組

*2:もうひとつは夜な夜な、もうひとつはまだ未公開

*3:ブックレット参照